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世界遺産・興福寺 早朝の貸し切り拝観を開催しました。

更新日:2022年10月15日


2021年7月26日(月)、世界遺産・興福寺(奈良市)で「早朝の貸し切り拝観」を開催しました。午前7時45分集合という時間帯にもかかわらず、定員いっぱいの方にご参加いただきました。


この日のご案内役はドイツ出身のザイレ暁映(ぎょうえい)録事。お寺の歴史やお堂の意味を、ユーモアを交えご丁寧にご説明くださいました。


興福寺を語る上で欠かせないキーワードとして暁映さんが挙げたのが「火災」。記録に残っているだけで160回以上の火災があったといいます。被災と復興を繰り返しつつ、その都度「天平回帰」を合言葉に当初の姿を意識して再建されてきたことなどを教えていただきました。


藤原冬嗣が建立した南円堂は、興福寺の中でも特別な信仰を集めるお堂です。春日社への信仰と密接に結びついていたようで、今でもしめ縄が張られるなど「神仏習合」が息づいているとのお話に参加者も熱心に耳を傾けていました。


境内の散策後、通常拝観が始まる前の国宝館を貸し切りで拝観しました。


抜群の知名度を持つ阿修羅像(国宝)など天平時代の仏像群の前では「なぜ度重なる火災をくぐり抜け、1300年近くも伝えられているのか」という疑問に対し、最大の理由として「軽い」ことを挙げてその構造をご説明。また、通常は怒りの表情で表される阿修羅が、悲しみや後悔のような複雑な表情を浮かべている理由についても、いくつかの説をご披露くださいました。


ご本尊の千手観音立像、仏頭など数々の国宝仏についてもご説明くださり、あっという間に時間が過ぎました。


午前9時に解散。早朝とはいえ暑い中でしたが、参加者の皆様には充実した時間を過ごしていただけたのではないかと思います。


暁映さん、そしてご参加くださった皆様、誠にありがとうございました!



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