バスツアー「名刹で法話と寺宝特別拝観 大阪・神戸」が開催されました!

更新日:5月27日


りりしい表情で迎えてくれた能福寺の「兵庫大佛」




宗派を超えた僧侶たちが法話を披露し合い、大きな話題となった2021年10月の「H1法話グランプリ2021」に関わった僧侶たちの寺院を巡る毎日新聞旅行の日帰りバスツアー「名刹で法話と寺宝特別拝観 大阪・神戸」が2022年4月23日(土)に開催されました。「つなぐ寺」が企画に協力しました。


融通念佛宗の総本山・大念佛寺(大阪市平野区)▽真言宗須磨寺派・須磨寺(神戸市須磨区)▽天台宗・能福寺(神戸市兵庫区)の3カ寺を巡り、約35人の参加者の方々には、「もう一度会いたいお坊さん」ナンバーワンに選ばれた僧侶たちと親しくふれあう時間を味わっていただきました。


朝8時に大阪・梅田の毎日新聞本社前をバスで出発。バスには、H1で実行委員長を務めた能福寺の雲井雄善住職がご同乗くださいました。

バスに同乗してくださった能福寺の雲井雄善住職


天王寺公園から乗車する方を加え、まずは大念佛寺へ。大阪府最大の木造建築である雄大な本堂や、観音様をまつる円通殿、普段は拝観できない宝物館などをご案内いただきました。


大念佛寺の山門


雄大な大念佛寺の本堂。5月1~5日に開催される「万部おねり」の準備が進んでいました


瑞祥閣では、H1でグランプリを受賞した大念寺(大阪府寝屋川市)の関本和弘・副住職の法話を拝聴しました。あるお寺の掲示板に書かれていた「亡き人に手向ける念仏は、生きる我が身の道しるべになる」という趣旨の言葉を取り上げ、「亡くなった人のことを思い手を合わせるとき、亡くなった人もこちらの幸せを祈ってくださっている。見守ってもらっているといつでも胸のうちで感じられるのが、仏様の慈悲です」とお話くださいました。


仏様の慈悲についてお話くださった関本和弘さん


その後、バスは須磨寺へ。道中、雲井さんが「お盆とお彼岸の違い」や「往生、輪廻」など身近な仏教の言葉に関するお話をしてくださり、車内は和気あいあいとした雰囲気に包まれました。


お昼ご飯は須磨寺近くの料理旅館「寿楼 臨水亭」で。おいしいお弁当をいただきました。


お弁当。おいしかったです!


須磨寺では、H1実行副委員長を務めた小池陽人寺務長が境内をご案内。平家物語の名場面である平敦盛と熊谷直実の一騎打ちの場面を再現した「源平の庭」では、広く知られたその物語を紹介。「この出来事があったから、須磨寺の名前が全国に知られることになった。毎朝のお勤めでは敦盛公の名前を唱えています」と紹介した。宝物館では、敦盛公が携えていたとされる「青葉の笛」も拝観しました。


須磨寺の仁王門


ご案内くださった小池陽人寺務長


「源平の庭」では、平敦盛と熊谷直実の一騎打ちが再現されています


本堂では普段は僧侶しか入れない内陣にご案内。ご本尊の聖観音菩薩像などが納められた1368年建立の宮殿(くうでん)(重要文化財)を間近に拝観しました。


須磨寺の本堂。特別に内陣も拝観させていただきました


その後、小池さんの法話を拝聴。小池さんは仏教と他の宗教の大きな違いとして「絶対的な神がいるかいないか」という点を挙げ「善悪の判断をしてくれる神がいない仏教では何を正しいと考えるか。それは『極端から離れたもの』を正しいと感じなさいという教えです。偏らないことが」と表現。いくら正義だと思うことも、偏ってしまえば危うさを生むことに警鐘を鳴らします。「仏教を学べば学ぶほど、立派になったり賢くなったりするのではなく、自分の愚かさに気づくようになる」と語りました。


小池さんの法話に、参加者の皆さまも聴き入っていました


参加者の方からなぜかツーショットを希望され、笑顔を見せる雲井雄善さん(左)と小池陽人さん


最後は能福寺にお参り。「日本三大仏」の一つともされる「兵庫大佛」で知られるお寺です。地上からの高さ約18メートルの大仏様ですが、明治時代に建立され、戦中の1944年に金属供出のため一度壊されます。しかし1991年に再興されました。雲井さんはこうした歴史を説明し「『三大』の一つということはあまり大事なことではなく、いろんな方が拝んでいる姿を見ると、そこにあるということが尊いのだなあと感じる」と話しました。


能福寺では「日本三大大仏」の一つとされる「兵庫大佛」にお参り


大仏様の台座下にある永代堂にも特別に参拝させていただきました。重要文化財の十一面観音菩薩像を前に、雲井さんはお経に節をつけた仏教音楽「声明(しょうみょう)」を披露。参加者もみんなで般若心経を唱え、仏教に親しんだ1日を締めくくりました。


永代堂には、重要文化財の十一面観音様がまつられていました


お力を貸してくださった大念佛寺、須磨寺、能福寺の皆さま、そしてご参加の皆さま、本当にありがとうございました!


5月27日には、同様にH1に関わった僧侶たちのお寺を巡る「名刹で法話と寺宝特別拝観 奈良」を開催します! こちらもご期待ください。

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